本校の入学式は4月上旬に中学・高校が同じ日に連続して行います。二中からの約240名に加え、外部から推薦・一般約160名を迎えての10~11組でのスタートとなります。外部生の中には「内部生とうまくやっていけるか」といったことを心配する生徒がいますが、二中生はみんな素直で人なつこく、行事などを通してすぐ仲良くなっていきます。
毎年、入学式で学校長が強調されることですが、二高のよさは明るさとおおらかさにあります。一日も早く学校生活に慣れ、二高のよさを知り「二高大好き人間」になってほしいと思います。
高校入学後の初の行事として行われるのが「高一合宿行事」です。例年、4月の下旬に1泊2日の日程で行われています。朝、東京駅からバスで出発し、千葉県に入り、茂原公園でインストラクターの指導でイニシアティブゲームを行います。夜は宿泊してホテルで一つのテーマについてクラスミーティングを行います。2日目は白子海岸を散策して、クラスの親睦を深めます。 生徒の感想:私は正直、この行事があまり楽しみではありませんでした。千葉まで行って遊ばなくてもいいと思っていました。しかし、この合宿行事の本当の意味が分かった気がします。イニシアティブゲームやクラスミーティングを通してクラスの仲がすごく縮まった気がします。付属中から来たのか高校からなのかわからないくらい、
仲良くなることができました。行ってよかったと思います。 この合宿で私は「幸せ」について深く考えました。夜、みんなが寝た後も一人でずっと答えを探していましたけれど、ミーティングで他の人達の真面目な意見が聞けてすごく嬉しかったです。今思っていたんですけど、人間って自分が生きている意味がわからないように、幸せが何なのかもわからない生物なんじゃないでしょうか。いつか幸せがどんなものか知るためには今日を過ごしているんじゃないでしょうか。うーん・・・
高校の体育大会は毎年、6月の上旬の土曜日に開催されています。各クラスが赤組・白組に分かれて、リレーや綱引き、騎馬戦など様々な競技を行います。トリプルハリケーン・竹跳び物語といったユニークなものもあります。
体育大会が近づくと、各クラスとも自主的に朝練に励み広いグランドが生徒で埋め尽くされてしまう・・・など大変な盛り上がりを見せます。毎年、高校生らしいさわやかでフェアプレイ溢れる戦いが繰り広げられています。午後の競技が始まる前にはクラブ対抗のリレーなども行われます。
三年生は最後に浴衣を着て全員が二高音頭を踊ります。これは昔から行われている伝統の踊りで、生徒一人一人が好みの笠をつくって東京音頭などを踊ります。踊りの最後にはクラブの仲間・友達同士に分かれ輪になって踊ります。同じ模様の浴衣を作る部活もあります。三年生はこれが最後の行事となり、これからは受験に向けて勉強に集中していくことになります。
生徒の感想: 高校最後の大きな行事であり、人生最後でもあった体育大会。スタンドから二高音頭を見ていたのがついこの前のように思えるのに、浴衣の帯をしめた途端に実感がわいてきた。グラウンドに立つと、今までの高校生活の思い出や受験への不安が入り混じ
った何とも言えない気持ちになった。私は、学年全員でこの二高音頭を踊ったことを一生忘れないだろうと思う。初めは面倒だと思っていた笠も、友人からのメッセージがたくさん集まると、本当に思い出に残る一品になった。
こんなに素晴らしい伝統のある学校に出会えて本当に良かったと思う。今までの楽しかった数え切れない思い出は、これからの受験勉強の心の支えになってくれるに違いない。たくさんの人への感謝を忘れずに、残り少ない高校生活も充実したものにしていきたい。
毎年、夏休みに入るとすぐ、前期・後期の2期に分けて、大学進学に向けての講習が行われます。約40~50もの講座が基礎・アドバンスに分かれて開講され、日大に推薦でいこうと考えている生徒、一般受験で外部に進学しようと考えている生徒がそれぞれ必要とする講座を受講しています。どの講座を取るべきか、多くの生徒が職員室に相談にやってきます。普段、部活動に励んでいる生徒も、気分一新、真剣に授業をうけています。
本校の文化祭は毎年9月の中旬の土・日の2日間にかけて行われます。中・高同時開催となります。お化け屋敷、模擬店、展示、劇、合唱、ダンスなどクラス毎・部活毎に趣向を凝らした催しが発表されます。毎年、文化祭のために実行委員は1学期から準備に入ります。クラスでも1学期中に出し物を決め、早いクラスでは夏休み中から準備を始めます。こうした準備のなかで生徒同士の親睦が深まっていくようです。
生徒の感想:今年の文化祭は、中学の頃からやってみたかった「お化け屋敷」をすることとなった。昨年のお化け屋敷をやったクラスの人達に「大変だった」と聞いていたので多少は心構えは出来ていたが、やっぱり実際準備し始めると本当に大変で、「しばらくは段ボールは見たくない・・・」と思うほどいっぱいの段ボールを貼り付けた。けれども、毎日準備をしていく中で、今までほとんど話しをしたことのない人とも話すようになったり、そういう人の意外な一面を知ったりした。文化祭当日も、皆でお客さんを驚かした時、お客さんが本当に怖がってくれると、「やってよかったなあ」とか「準備した甲斐があるなあ」と思えた。出し物を出せるのは、高二が最後だ。その最後を、このクラスで出せて本当に良かったと心から思う。
今年は最後の文化祭で、クラスのみんなも気合いが入っていました。部活や塾で忙しい中、放課後に残って作業をしたり、ワッフルの材料や内装に使うものを買って来てくれたりした人がいて、みんなの頑張りが伝わってきました。自分自身、最後の方しか長い時間残れなかったけど、今まで学校行事で一番楽しく感じられました。当日も、貢献できたことは少なかったけど、一生懸命に作っている人や、盛り上げてくれた人達のおかげで昨年以上に文化祭を楽しめました。このクラスで大きな行事は修学旅行しか残っていないけれど、この良い雰囲気を最後まで続けられたらと思います。
高校の修学旅行は高二の10月に4泊5日の日程で沖縄に行きます。日程は、1日目、羽田を9時頃に出発し12時頃に那覇空港に着、おきなわワールド・玉泉洞などを見学したあと、摩文仁の丘・平和資料館を見学し沖縄戦などについて学習します。最後に首里城で写真を撮ります。2日目の南部戦線史跡めぐりでは住民の避難場所となったガマに入ります。3日目はテーマ別自然体験をします。カヌーを体験したり、伊江島でサイクリングをしたりします。4日目はコース別体験学習です。農業体験・琉球舞踊・琉球料理作りなどを体験します。最終日は那覇の国際通りで班別の自主研修をしながらお土産などを買い、3時頃の飛行機に乗り6時頃羽田に戻ってきます。
生徒の感想:この修学旅行は私の青春を飾る大切な大切な思い出となりました。あまり話したことのない人や男子ともよく話すようになったし、普段仲の良い友達とはもっともっと仲を深めることが出来ました。平和学習では日本のために何の罪もなく亡くなっていった人たちの思いや戦争の重さ、自分たちが普通に何の不自由なく生きていられる今がどんなに幸せのことか、水、食事、学校、家族、きれいな空、海、これが当時の人たちにとってどんなに大きな光だったのか、平和学習を通してよくわかりました。そうやっ
て亡くなっていった人たちのためにも後世にしっかりとその事実を伝えていき、今自分たちに何の不自由もないことに感謝して生きていくことが、今回わざわざ遠く離れた沖縄にまで行って学んできたことをいかすということだと思います。体験学習では沖縄の伝統に触れ、大自然を実感し、とても良い体験となりました。沖縄の海は今まで行ったどの海よりもキレイでとても感動しました。こんなキレイな海が日本にもあるんたと思い、とても嬉しかったです。5日間という短い旅だったけど、たくさんの思い出を作ることが出来、すごく充実した修学旅行だったと思います。


耐寒マラソン大会は毎年2月の中旬に中・高同時に開催しています。現在は立川の昭和記念公園で行っています。高校男子は約8㎞を女子は約4㎞を走ります。
高校の卒業式は例年、三月一日に体育館で行われます。国公立コースの生徒を除いて、ほとんどの生徒が進路を決めており、新しいステージでの活躍を夢見て学園を巣立っていきます。最後に卒業生全員がそれそれの思い出を胸に歌う「旅立ちの歌」には毎年感動させられます。