二中・二高通信

20111109

部活 軟式野球部

元メジャー・リーガー、カル・リプケンJrさん スポーツ特使としてご来校

平成23年11月9日(水)、元メジャー・リーガー、カル・リプケンJrさん(元ボルティモア・オリオールズ)がご来校し、本校、日本大学第二中学校 軟式野球部生徒のために野球教室を開いてくださいました。当日は、同じく元メジャー・リーガーのブレイディー・アンダーソンさん(元ボルティモア・オリオールズ)や、元日本プロ野球選手の衣笠祥雄さん(元広島東洋カープ)もご同行され、一緒にご指導いただきました。
今回、米国国務省のスポーツ・エンボイ・プログラムの一環で、リプケンさんがスポーツ特使として来日し、 日本の子どもたちに野球クリニックを実施することになりました。そこで、アメリカ大使館がその対象者と開催場所を探していたところ、 本校のホーム・ページにおける軟式野球部の活動内容に注目され、日大二中にリプケンさんご一行をお招きしたいとのご連絡をいただき、この野球教室が開催されることとなりました。

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生徒の声 「野球教室に参加して」     主将(中学2年) 
 憧れのリプケンさん、アンダーソンさん、衣笠さんと過ごすことができ、夢のような一日でした。打撃や守備を丁寧に指導していただき、とても勉強になりました。最後にバッティングゲームをしたことが楽しかったです。  
 リプケンさんの「パーフェクトなプレーをするためには、パーフェクトな練習が必要である」という言葉が一番印象に残りました。今回教えていただいたことを生かして、これからも大好きな野球に打ち込んでいきたいです。
生徒の声 「リプケンさんたちに出会って」 副主将(中学2年) 
 リプケンさんたちに出会うことができて、僕は気持ちの面で主に二つ学ぶことができました。それは感謝と、リプケンさんの言葉です。リプケンさん、アンダーソンさん、衣笠さんという凄い方々に教わることができ、心から感謝しています。また、「良い練習をすれば、必ず良い結果が出る」というリプケンさんの言葉を聞いて、僕はもっと野球がうまくなりたいという向上心が生まれました。僕の人生にとって、リプケンさんたちに出会えて良い経験になりました。

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「親身な指導に感謝」   軟式野球部顧問 
指導者の皆様は偉大なプレイヤーであるにもかかわらず、野球クリニックでは常に生徒の目線に立ち、親身になって丁寧に基礎からご指導いただきました。また、ボール回しやバッティングのトレーニングでは、指導するだけでなく、生徒たちと共にエクササイズに参加されておりました。リプケンさん、アンダーソンさん、衣笠さん、そしてコーチの方々のご指導するお姿を拝見し、野球部顧問として大変勉強になりました。  
 また、今回の来日は東北地方の復興支援を主眼としておりましたので、本校においでになった翌日には大船渡をご訪問され、野球を通してスポーツの楽しさ、素晴らしさを伝え、被災者の方々や東北地方の球児たちを励まされました。元メジャー・リーガーや元日本プロ野球選手が、社会貢献を目的とし、親善や異文化間交流を深める活動を広げていくというご姿勢には、心を打たれました。  
 日大二中に、日米の野球で大活躍された方々をお迎えし、野球教室を開いていただいたことは、生徒たちの一生の宝物となりました。また、今回のプログラムの実施にあたって、ご支援、ご協力いただいた皆様に心から感謝いたします。