ウクライナ情勢は混迷を深め、解決への糸口はいまだ見えてきません。
多くの国の人の命や尊厳が、日々失われていく状況に、胸を痛める毎日です。
私たちは戦争に反対です。
ウクライナの人々、世界の人々の幸せ、世界平和を願って祈ります。
ここに小さな表明と思いを集めてみました。
令和4年3月22日 日本大学第二中学校・高等学校 生徒・教職員有志
皆さんご存じのとおり、現在、ウクライナでは他国の武力行使により、人々の安全と主権が著しく脅かされ、その深刻さは日に日に増すばかりです。これまで多くの人々が、「現地の人々のことを思って過ごしましょう。」と呼び掛けを行ってきました。
本校は、平和学習の一環として中学では、核戦争の恐ろしさや不核化の誓いに触れ、高校では第ニ次世界大戦下で住民を巻き込んだ激しい地上戦を経験した沖縄から、教育の問題や不戦の誓いに触れてきました。皆さんのなかにも、何か行動したいと思っている人もいるかもしれません。
多額のお金を寄付したり、現地で物理的な貢献をしたりすることは難しい。けれども、「私たちは戦争に反対です」「私たちはウクライナの人たちとともにあります」という思い、応援や祈りを発出することはできるのではないでしょうか。
この声が直接ウクライナに届くわけではないかもしれませんが、私たちの思いを表に出してみませんか。例え、小さな表明でも世界人としての言葉を、私たちの思いを、集めてみませんか。
これは強制ではありません。考え方や思いは人それぞれ。参加しないからよくないというわけではありません。今回このタイミングで賛同できる人は、同送しているFormsコメント欄に、あなたの思いを書き込んでください。たった一言でも、シンプルでもよいと思います。まず、ひとつ行動してみましょう。
集まったみなさんの気持ちを、無記名、学年とメッセージのみ、まとめて本校WEBサイトに掲載したいと思います。このお願いの趣旨をどうぞ理解していただき、趣旨に沿わないメッセージ(「戦争はやむを得ない」「日本も核武装すべきだ」等々)については掲載を控えさせていただくこともあります(皆さんにはさまざまな考えがありますし、それらは他の機会に多々議論したいものですが、あくまでも今回の趣旨や「ウクライナの被害に合われている方々がこの言葉を聞いたら…」という観点からメッセージを頂ければと思います)。
また、反戦・平和への誓いが、さまざまな国の方への差別につながらないよう、これからも日ごろの言動に十分注意していきましょう。