2022年12月12日
二中・二高通信お知らせ
学び学園生活学園
中学3年生修学旅行~広島編~
こんにちは。
本日、2学期の期末試験が終わりました。
もうすぐ冬休みです。
1年の疲れが出てきやすい時節柄、身体にはくれぐれも気を付けてくださいね。
さて、11月21日(水)~23日(水)の2泊3日間、中学3年生は修学旅行を実施し、広島・大阪方面へ行ってまいりました。
当初は6月を予定しておりましたが、感染症の影響で延期が度重なり、この度やっと修学旅行へ向かうことができました。
修学旅行の目的は以下の通りです。
『規則正しい集団生活の経験を通じて、社会性を養う。また、班別自主研修を通して、生徒相互の協力性と信頼感を育てる。』
この目的のもと、生徒229名が修学旅行へ出発いたしました。
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修学旅行の記事に移る前に、9月に行われた平和講演での生徒の感想の一部をご紹介いたします。
平和講演は広島被曝者後援会より石原智子様をお招きし、被曝したご家族から聞いていたエピソードなどを交えながらお話いただきました。
(※以下、生徒の感想文の一部抜粋)
「当たり前に暮らせて、ご飯を食べられて、服を着られて、そんな私たちにとって普通のことを一瞬で奪い去った原爆。
原爆にたまたま当たらなかった私達。今、こうして不自由なく生活できているありがたさ。
勉強していく中で知っていった事も石原さんのお話を聞いて改めて実感し、それぞれの大切さなどを知られて本当に良かったです。」
「想像がつかないようなお話を聞いて、二度と現実で起こってはならないことだと改めて感じたし、そして、語り継いでいくことは大切なのだと思いました。
戦争で得たものがあるのなら、『平和に生きていられることの素晴らしさだ』という言葉がすごく心に響きました。」
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修学旅行 広島での目的は以下の通りです。
『原爆被害の実相に触れ、平和の尊さについて考える。また、日本古来の伝統や文化・歴史に触れる。』
1日目は新幹線に乗り、広島へ。
平和記念公園に向かい、平和セレモニーを行いました。
中学1年生から取り組んでいた平和学習ですが、
座学とは違う「平和の尊さ」について、目で見て感じ、考えさせられたひと時であったと思います。
資料館と平和記念公園を班別で巡り、
その後、フェリーで宮島へ移動。宿舎へ。
2日目は朝の6時から厳島神社を拝観。
拝観後、宿舎に戻り朝食。
フェリー・バスで移動し、その後、被爆地研修を行いました。
こちらは旧広島軍被服支廠という当時陸軍兵士の軍服や軍靴等の製造・貯蔵を担う施設で、被爆直後は被爆者の臨時救護所として使用されました。
平成6年に広島市が被爆建物として登録しています。
研修を終えた後は、広島駅前のお好み広場で昼食です。
広島お好み焼きを堪能できたことと思います。