クラブ活動通信
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目標は一瞬
目的は一生
勝負は一球
これは「日大二高硬式野球部が大切にしている標語」になります。以下で説明をしていきますので、興味のある方はお読みください。
- 目標は一瞬
目標は素晴らしいものです。目標を持つことの重要性は、多くのところで語られています。目標を持つことによって、前向きにエネルギッシュに日々を生きることができます。
ただ、目標だけでは「本当の幸せ」にはたどり着けないと日大二高硬式野球部は考えています。
「一瞬」という言葉は、目標の持つ2つの意味を表しています。
①タイムリミット性
②危うさ・脆さ(もろさ)
①タイムリミット性
目標には必ず期日が存在します。「いつまでに〇〇を達成する」そこから出てくる逆算思考が人生を有意義なものにしてくれます。期日という一瞬、また、本番という一瞬が人をより大きく成長させてくれます。
いつまでに、なにを、どのくらい成し遂げるのか。
ここに目標の緊張感があり、人を奮い立たせてくれるパワーがあります。
目標を設定して、段階的にクリアしていく。
ただ、目標は達成すると、一瞬で次の目標を設定し達成しないといけません。甲子園優勝も一瞬できまります。
②危うさ・脆さ(もろさ)
目標は一瞬で消えてしまうことがあります。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で甲子園が開催できなかった件が象徴しています。
多くの球児たちの目標が一瞬で失われたのです。
今の会社が倒産すれば、今の立場の目標も一瞬で消えます。目標はこういった脆さも有しています。 - 目的は一生
目的とは、「何のためにその目標を達成するのか」になります。
日大二高硬式野球部が、目的の重要性に気づいたのは、新型コロナウイルスが流行して、「甲子園」という高校球児の大きな大きな目標が失われてしまったときです。
あの時のメンタリティーは今でも忘れません。
「何のために野球をやるのか?」
「高校野球をやる意味がなくなった」
そんな心理的状態に陥りました。
日大二高硬式野球部も、他の多くの野球部も、慌てて「何のために野球をするのか?」を考えました。
甲子園という大きな目標が失われても野球をやる意味を見出したかった。
ただ、その時思ったのです。本当に大切なことは、甲子園(目標)ではなく、何のために甲子園に行くのか(目的)ではないか。
目標から目的を考えるのではなく、目的から目標を見ていくことではないか。
不安定で、変わりゆく目標ではなく、絶対的で、ぶれない目的をもつことこそ重要なのではないかと悟りました。
選手たちと対話を重ね、議論をする中で、日大二高硬式野球部の目的と目標が決まりました。
日大二高硬式野球部の
目的は
「世界に希望を与えられる人財になること」
目標は
春夏秋冬日本一™ - 勝負は一球
勝負は一球で決まります。
「あの一球が、、、」
そういった後悔や話は、野球界では多く聞きます。
勝負の世界とはどちらかが勝ち、どちらかが負けます。
白黒がつきます。
ストライクかボールです。
アウトかセーフです。
野球の面白いところは、その一球が「誰か」に回ってくるということです。試合の勝敗に関してだけ言えば、「誰か」に打球が飛んでいくし、「誰か」に【ターニングポイント】の打席が回ってきます。
(日大二高硬式野球部にチャンス・ピンチという概念はなく、【ターニングポイント】とし、攻守一体型の野球を展開していきます。)
監督が代打を送って、操作できる部分はありますが、野球の神様の采配のほうがはるかに大きいです。
一球に、その人が出るし、その一球で勝つ人がいれば、同時に負ける人がいるが勝負の世界です。
勝つか負けるか。
一球で決まる厳しさは、社会にも確実につながっていきます。社会に出れば、一事で勝負が決まる。
一つの事に(仕事)にどれだけ込められるか。
誰でもできるような当たり前の事にどれだけこだわれるか。
勝負の厳しさを学び、一球を一事に変えていく。
野球にターニングポイントがあるように、人生にもターニングポイント(勝負どこ)があります。その時にどう立ち振る舞うか。
そこで、頑張れるか、踏ん張れるか。
そんな意味が、「目標は一瞬、目的は一生、勝負は一球」に込められています。