
歴史と伝統を受け継いで ―ここで学び、未来へ育つ―
本学園は、昭和2年(1927年)4月に日本大学の二番目の付属中学校として開校いたしました。以来、日本大学の教育理念である「自主創造」のもと、「信頼敬愛・自主協同・熱誠努力」の校訓三則を掲げ、多様な価値観を尊重しながら、健全な人格形成を目指す教育活動を実践してまいりました。
四季を彩る自然環境に恵まれた学園は「おおらかで明るい」校風に包まれており、生徒たちは学習や部活動に伸び伸びと取り組んでいます。彼らの成長を見守ってきた42本の銀杏並木は、生徒たちとともに成長しながら、いまや堂々たる学園のシンボルとなりました。ここで学び、成功も挫折も経験する中で、「自分の核となる二高魂」が徐々に形成されていきました。
こうした歴史と伝統を受け継いで、学園は今年創立100周年を迎えます。男女別学から共学への移行をきっかけに校舎や施設の整備をしてきました。土のグラウンドはタータントラックや人工芝へと姿を変え、ICT環境の充実などにも積極的に取り組んでまいりました。さらに、創立100周年記念事業として東面・南面フェンス(外構)の整備および銀杏並木の保全リニューアル工事も、まもなく完成します。
これまでに4万7千人を超える卒業生が、在学中に培った「知・徳・体」の調和のとれた人間力を礎に、国内外のさまざまな分野で生き生きと活動しています。また、「二高卒」という合言葉をきっかけに世代を越えたつながりが生まれることは、学園にとっての大きな財産であり、誇りでもあります。
加速度的に変化し、多様化する時代においては、その時代の価値観にただ流されるのではなく、自ら考え、行動し、自分で未来を切り拓いていく力が求められます。これからも豊かな人間性と確かな知性を具え、しなやかに時代の変化に対応できる次世代の育成に努めてまいります。
今後とも本学園の教育活動にご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
日本大学第二学園理事長 長島 庫子

荻窪の閑静な住宅街にある、広大な敷地(44,432㎡)の中学校です。学校のシンボル、銀杏並木は、学校開校(1927年)以来、生徒を見守り、生徒と共に成長してきました。ここで育つ生徒は、伸び伸びと自分らしさを活かして勉強に、諸活動に取り組んでいます。
教育の特徴は、先取り学習をせず、基礎・基本の徹底、底力を養うことを重視していることです。また、特進クラスやスポーツクラスなどは設けず、生徒は様々な人と一緒に生活を共にすることで、多様な価値観を養います。ICT教育活動の一環として、電子黒板の設置をし、生徒は個人専用のタブレットPCを授業でも活用しています。行事面では、体育大会・文化祭・各学年の宿泊行事・学芸鑑賞・日本大学学部体験学習をはじめ、自己のキャリアを考える学習も充実しています。
おおらかで明るい校風。熱意と温かみのある先生や先輩が待っています。そんな日大二中で一緒に中学生活を送りませんか。
日本大学第二中学校長 寺西 一清

人生100年時代と称される今、「よりよく生きていくために必要なものは何ですか」と問われたら、皆さんは何と答えますか? 仕事・お金・生きがい・友達・家族・人間力・格差や災害、感染症のない世界・平和……。その答えはそれぞれでしょう。二高生活で答えをより深めて欲しいと願います。
ひとつ確かなことは、平均寿命が延伸する一方で、進む少子化により、現在の国内の豊かさや活力は持続可能かどうかの岐路にあることです。これまで以上に長く働く時代が到来しており、若者世代がどう育ち、どのような力を携えて社会にはばたくかがこの先重要であること。加えて、若者の過ごす教育環境を整え、若者への社会支援をより一層充実させていくことが大事だということです。
本校の育てたい「15の資質・能力」は、この先の難しい現代社会を乗り越えるために必要なものと考えてみてください。なかでも、自分のあり方を積極的に受けとめ、自己吟味しつつ前向きに生きる力と定義した「自己肯定力」は、どんな時代や難局も乗り越える原動力の一つとなると確信しています。
本校の特色である「人文社会」「理工」「医療」の3つの文理融合型各コースの学びのもと、豊かな学校生活を送り、多様な進路選択・目標実現を果たし、力強く次のステージに向かってください。教職員一同は、皆さんに寄り添い、学びを支援します。
日本大学第二高等学校長 中島 正生