日本大学第二学園理事長長島庫子

歴史と伝統を受け継いで

 本学園は、昭和2年(1927年)4月に旧制日大二中として開校しました。
日本大学の建学の精神である「自主創造」のもと、教育目標に「信頼敬愛・自主協同・熱誠努力」を掲げて以来、多様な価値観の中での人間形成を目指した教育活動に励んでまいりました。
学園を包む『おおらかで あかるい』校風は90年を越える歴史のなかでつくられ、受け継がれてきたものです。
その歴史と伝統を守りながらも、男女別学から共学へ、グラウンドは土からタータントラックと人工芝へ、また、校舎や施設を新築するなど、その時代に即した対応や教育環境の整備改善に取り組んでまいりました。
そして今、創立100周年に向かって、新たな気持ちで力強く歩を進めています。
現在4万2千人を越える本校卒業生は、在校時代に培った『知・徳・体』のバランスのとれた人間力を発揮し、国内外を問わず様々な分野で活躍しています。
加速度的に多様化する時代を受容しながらも翻弄されることなく、しっかりと次世代を担うことのできる人材を育成するために、教職員一同、力を合わせて取り組んでまいります。

日本大学第二学園理事長 長島 庫子

日本大学第二中学校長寺西一清

 荻窪の閑静な住宅街にある、広大な敷地(44,432㎡)の中学校です。学校のシンボル、銀杏並木は、学校開校(1927年)以来、生徒を見守り、生徒と共に成長してきました。ここで育つ生徒は、伸び伸びと自分らしさを活かして勉強に、諸活動に取り組んでいます。
 教育の特徴は、先取り学習をせず、基礎・基本の徹底、底力を養うことを重視していることです。また、特進クラスやスポーツクラスなどは設けず、生徒は様々な人と一緒に生活を共にすることで、多様な価値観を養います。ICT教育活動の一環として、電子黒板の設置をし、生徒は個人専用のタブレットPCを授業でも活用しています。行事面では、体育大会・文化祭・各学年の宿泊行事・学芸鑑賞・日本大学学部体験学習をはじめ、自己のキャリアを考える学習も充実しています。
 おおらかで明るい校風。熱意と温かみのある先生や先輩が待っています。そんな日大二中で一緒に中学生活を送りませんか。

日本大学第二中学校長 寺西 一清

日本大学第二高等学校長中島正生

 人生100年時代と称される今、「よりよく生きていくために必要なものは何ですか」と問われたら、皆さんは何と答えますか? 仕事・お金・生きがい・友達・家族・人間力・格差や災害、感染症のない世界・平和……。その答えはそれぞれでしょう。二高生活で答えをより深めて欲しいと願います。
 ひとつ確かなことは、平均寿命が延伸する一方で、進む少子化により、現在の国内の豊かさや活力は持続可能かどうかの岐路にあることです。これまで以上に長く働く時代が到来しており、若者世代がどう育ち、どのような力を携えて社会にはばたくかがこの先重要であること。加えて、若者の過ごす教育環境を整え、若者への社会支援をより一層充実させていくことが大事だということです。
 本校の育てたい「15の資質・能力」は、この先の難しい現代社会を乗り越えるために必要なものと考えてみてください。なかでも、自分のあり方を積極的に受けとめ、自己吟味しつつ前向きに生きる力と定義した「自己肯定力」は、どんな時代や難局も乗り越える原動力の一つとなると確信しています。
 本校の特色である「人文社会」「理工」「医療」の3つの文理融合型各コースの学びのもと、豊かな学校生活を送り、多様な進路選択・目標実現を果たし、力強く次のステージに向かってください。教職員一同は、皆さんに寄り添い、学びを支援します。

日本大学第二高等学校長 中島 正生

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