社会人にきいてみた「チアダンスで学んだこと」
- #活躍する卒業生
(1)2013年度卒
▼職業
臨床工学技士
▼勤続年数
6年
▼チアダンス部の3年間で学んだこと
ARCHERSでの3年間は、視野をほんの少しでも広く持って周囲を観察し、気付いたことに対して自分が何をできるか考え、提案して話し合い、実行に移す、という一連の流れを学び身につけていった時間であったと思います。
当たり前の力なのかもしれませんが、いま当たり前のようにそれができるのはARCHERSでの3年間で何度も何度も繰り返し行い、成功も失敗も経験したからだといえます。
自分1人で仕事をする場面や、部署内の人とチームになって仕事をするとき、また、様々な職種が関わりチームとなって1つの治療を完遂させる医療の現場において非常に生かされていると感じます。
たくさんの事を経験し、学び、考えたARCHERSでの3年間は、1人の社会人として生きていくためになくてはならない時間でした。
(2)2014年度卒
▼職業
客室乗務員
▼勤続年数
5年
▼チアダンス部の3年間で学んだこと
「相手の目線になって物事を考えること」 私はARCHERSでの3年間で、仲間と日々練習に励んで参りました。
その中で意見のぶつかり合いも多く、目標に向かって全員が同じ気持ちで取り 組むことの大切さと難しさを体感しました。
怪我や、スキルの差、勉強での悩み等、様々な事情を抱えているのが当然で、 相手が必ずしも自分と同じモチベーションとは限りません。
それを理解できない、分からないからという理由で片付けるのではなく、相手 の話しを聞き、寄り添う姿勢が信頼関係の構築に繋がると学びました。
現職にて、毎日沢山のお客さまにお会いする中で、この学びがより良いサービ スと安心感に繋がっていると考えます。
また、一緒に働く仲間とのチームワークづくりにも欠かせません。
これからもARCHERSでの経験を活かし、相手に寄り添う姿勢を忘れずに業務 に励みたいと思います。
(3)2014年度卒
▼職業
会社員(不動産業)
▼勤続年数
3年4ヶ月(8月時点)
▼チアダンス部の3年間で学んだこと 社会人として活かせていること
チアダンスを通じて、組織で動くことで成果を最大化させる喜びを知りました。
特に、以下2点が大切だと考えます。
●自立/自律精神
「どのように行動したら良いか」と主体的に考える力が身につきました。
チアダンスでは、自分で自分(達)の客観的に見た時の課題を理解し、改善す るための働きかけ(自主練習やmtgなど)をすると思います。
お仕事は、その 繰り返し、最たるものだと思います。
自立=課題を見つけ仮説を立てる 自律=仮説に向かって柔軟に邁進出来る
●周りとの連携精神
ひとりでやれることには限りがあると痛切に感じます。
周りの特徴や強み弱み、立場を理解して、相手を敬いながら頼ること。
起こる 事象に対して報告連絡相談をして連携を図ること。
(4)2013年度卒
▼職業
看護師
▼勤続年数
5年
▼チアダンス部の3年間で学んだこと
わたしはARCHERSで過ごした3年間で思いやりを持ち周りを見て行動するこ と、仲間の大切さを学びました。
ARCHERSでの学びは社会人になった今に活 かせていると思います。
わたしは看護師として働いていますが、仕事をする上で周囲の人と協力する ことはとても大事なことです。
さまざまな状況を見て判断し円滑に仕事を進め ることが出来るようにするために周囲に気を配ろうと行動することは、
ARCHERSで学んだことが活かせていると感じています。
また、ARCHERSで喜怒哀楽を共にし、たくさんの時間を過ごし意見を交わ した仲間は今でもとても大切な、かけがえのない存在です。
だからこそ、社会 人になった今でも定期的に会い、良い刺激をもらいながら高め合うことができる存在であるんだと思います。
ARCHERSで過ごした3年間はわたしにとって大学生、社会人として生きてい くための土台作りとなる大切な時間だったと思っています。
(5)2017年度卒
▼職業
高校非常勤講師
▼勤続年数
1年(5カ月)
▼チアダンス部の3年間で学んだこと
自分たちの課題は何か、どうしたら目指すチーム像に近づけるのか考え、行 動する。
チームがうまくいかないとき、目標に届いていないとき、その原因は 何か、視野を広げ考え得る全ての可能性と向き合う。
私が学んだ「考え抜く」 ということは、頭の中でたくさん考えるということではなく、「考えを行動に 移し、チームを前進させていく」ということです。
つまり、やってみてだめならまた違う方法を考えてやってみる、試行錯誤を繰り返すことで、考えが深ま るだけでなく、新しい視点に気づいたり、アイデアを思いついたりします。
「考え抜く」ためには、現状に満足せず新たな課題を見つけることや、部員 の意見を聞き状況を把握すること、先を見越し計画性をもって行動することなども必要になります。
チアに熱中する中で、知らず知らずのうちに身についた「考え抜く」習慣 や、課題発見力、傾聴力、計画力といった力は、教師としてはもちろん、一社 会人として、とても重要だと感じています。
⑸2016年度卒
▼職業
ダンスインストラクター
▼勤務年数
2年
▼チアダンス部の3年間で学んだこと
『「準備」の大切さと、「本気」で挑む覚悟』
チアダンス部で過ごした3年間、先生から「何事も準備で決まる」としつこ いほど言われました。
練習を効率よく進めるための用具の準備、大会やイベントを見据えて練習メ ニューを作成していく準備、練習に注力できるよう普段の生活を律し、コンデ ィションを整えるフィジカルの準備、そして限られた練習や、一発勝負の本番 で力を発揮できるメンタルの準備ー準備といっても多種多様です。
何も準備せずただ与えられたルーティンをこなすだけの練習と、何を目標に どう行動するかを考えて行う練習とでは、演技の完成度・チーム力・成長度が 全く違います。
社会人として仕事をする上で準備の大切さを痛感しています。
私の仕事は「生徒を預かりレッスンを施す」ことですが、生徒一人一人に対 する適切なアプローチや、チーム全体のレベル向上、チーム力の強化等、全て 一回一回のレッスンの準備の積み重ねで決まります。
準備を万端にしても想定外のことは起こりますが、準備の過程で様々な想像 を巡らすことで不測の事態にも臨機応変に対応できます。
そして、簡単なようで難しいのが「何事も本気で挑む」ことです。 本気でやってる?と問えばほとんどが「もちろん」と答えるでしょう。
1位 を獲りたい、心を射抜く演技がしたい等の目標に向けて皆、頑張っていると思 います。でも1回の練習で全てのメニューを妥協せず行っているか、一番きつ いトレーニングで疲れに負けて緩めていないか、誰かが出してくれるからと声 を出さない時がないか、思ったことを遠慮なく意見できるか、人の意見に耳を 傾けるか・・・。
全てに「本気で挑む」のは簡単ではなく、私もどこかで妥協し言い訳を探したくなります。
しかし、目標を達成したいと心から思うなら、 チームのために自分のために、覚悟を持って本気で挑むことの大切さを学びました。
「準備」と「本気」ーチアダンスを教える上でも大切にしている2つです。 しっかり準備して、日々妥協せず自分に勝ち、本気で挑んだと胸を張って言うことができれば、自信が生まれます。
その自信の積み重ねが、自身とチーム を強くしていくと思い、日々指導しています。