高2の秋は受験の潮目

朝方、無遠慮に耳に入ってきた蝉の声が、やさしい虫の音に変わり始めたこの9月16日。

受験の潮目ともいわれる高2の秋を迎える2年生に向けて、「進路講演会」を開催。今年はコロナ感染リスク低減のため、3クラスが記念ホールに分散着席のうえ視聴、他の7クラスは教室の大画面プロジェクターを通しての間接視聴となりました。

演者は本校をご担当されて4年目の株式会社ベネッセコーポレーション小川舞様。先週に引き続いての登壇をお願いしました。演題は、― 新入試の情報整理と高2秋の過ごし方について ―　。やわらかな語り口は、先週と変わらぬものの、スライド№14あたりから俄然、熱気を帯びてくる。「目標を立てることは合格に近づく！」「目標は下げない！科目は安易に減らさない。」「何をやればいいのかと聞かれれば、国数英3教科の学力完成。」「私から滅茶苦茶、励ましの言葉を届けていますよね。それは高2のこの秋がとても大事だからです。」「お伝えしたいことは、最初から最後まで基礎が大事だということ。」「喝！だけでなくコツは、先輩の知恵から学ぶこと。」次々と聞き手に向かってボールが飛んできて、生徒たちを飽きさせない。パワーポイント資料も、2年生を大人扱い。大人に見合った字数や情報量となっていました。

小川舞様。大変お忙しい中、資料の準備から2週続けてのご来校、ご講演、誠にありがとうございました。

受け手となった2年生の皆さん、まずは自身の状況整理。そして夢や目標に向かって、走り始めてください。

教頭　中島　正生