卒業生メッセージ 『インプレ大会日本一授賞』にあたって

2024年08月20日(火)
  • #活躍する卒業生

日本大学商学部商業学科 4年生 髙橋 彩夏(本校2021年3月卒)

 

私は大学2年時からのゼミナール(指導教官:芝村良教授)で日本経済や社会問題について、実際の統計データを用いて現状を分析する方法を学んでいます。
数ある研究課題の中で、私たちのゼミメンバー8名は、「保育サービスの需要に関する統計分析」というテーマで、待機児童に焦点を当てて研究に取り組みました。

具体的には、保育サービスを需要と供給の面から統計分析を行い、厚生労働省が発表している待機児童とは別にゼミナール独自で潜在的需要も含めた「真の待機児童」を推計。また、子育て支援を行っているNPO団体に聞き込み調査を行ったうえで、課題に対する提案を考え、「インプレ2023」(以下,インプレ大会と略す)に挑みました。

ゼミナールの魅力は、少人数で自分の興味のあることに関して、同じ想いをもったメンバーと研究に取り組むことが思う存分に出来ることです。

大会までの道のりでは、二中・二高で学んだ「今自分に何が出来るかを考えて、行動すること」を活かし、ゼミナールで自分の役割を考えながら動くことが出来たと思います。

結果、2年次は大学の学部内、3年次は全国の経済部門のゼミナールが出場する大会で最優秀賞を授賞することが出来、メンバー全員で喜びを分かち合いました。

日大二中・二高の皆さん。現時点で、興味のあることが明確に分かっている人もいれば、まだ曖昧な人も居るかと思います。自分の興味のあることを発見することや、その分野に精通している教授から講義を学び、深く学ぶことが大学生活の醍醐味です。

ゼミナールもその一つの学びの場。大学で勉強に励み、ゼミ活動やサークル・部活動を通し、素敵な仲間を見つけて楽しくも有意義な学生生活を送りましょう!


前列左端が髙橋彩夏さん

右端が髙橋彩夏さん

 

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