
2月足利アルプス(栃木県)
2025年02月11日(火)
- #部活動
- #ワンダーフォーゲル部
2月の活動は栃木県足利アルプスの行道山442mに登り、両崖山251mを経て足利市の駅まで歩きました。
東京湾からやってきた関東平野が市内の渡良瀬川でついに終わり、川に沿って一斉に立ち上がる山々の一部が足利アルプスですが、この地域にはほかにも背が低いながらも猛烈に展望のよい山が並んでいます。
西は浅間山から東は筑波山まで、そして渡良瀬川の南は東京都心やスカイツリーまでひたすら見渡せました。
日ごろの山登りでは、いくつかある山頂まで来るとそんな展望に出くわすのが普通ですが、冬枯れのこのコースは最初の山頂からはほとんどずっと関東平野が全部見えているぜいたくなコースでした。
でも大部分は東京タワーより低いのに、がっちり決まった冬型の気圧配置で稜線は風びゅうびゅうで、2021年の大規模山火事の爪痕もあり、自然の威力を感じました。
東武の駅に戻るのに渡良瀬橋を渡りますが、もちろん有名な歌を予習して山行に臨み、床屋さんの前の電話ボックスで写真を撮り、八雲神社の前を通り、夕日がきれいな街を眺めながら橋を渡りました。
顧問の熱量がやや空回りして、北風がとても冷たくて、心が風邪をひきそうでした。つぎはもう春ですね。