国語科教科説明
学年ごとの特色

 新課程導入に伴い、高校1年生では「現代の国語」「言語文化」を学びます。これらの授業では、実社会での言語活動に必要な資質や能力を身に付けるとともに、古典文化への理解も目指します。そもそも、私たちの生活には言語は欠かせないものであり、自らの思考をより正確に表現し相手に伝達するためには、多くの語句が必要となります。本校では3年間を通して現代文を学び、表現力や語彙力を涵養していきます。また、古典文化に触れることで総合的な教養を身に付け、文化への理解を深めていくことを目指します。

身につけてほしい三つの力

 次に、本校の国語を通して身につけてほしい三つの力をご説明します。
「語彙力をはじめとする幅広い知識」「文章を正確に読み取る読解力」「自己表現・解答を支える記述力」です。

語彙力をはじめとする幅広い知識

 「幅広い知識」とは学力の土台になる部分です。日々の小テストを通して、実力をつけ、言葉そのものの働きや表現の特色などを学び、思考力を支える力を育てていきます。

文章を正確に読み取る読解力

 読解力は、与えられた情報を的確に理解し、その妥当性や信頼性の吟味をするために必要な力です。そして、実社会において論理的な文章や実用的な文章をより精確に読み解き、自らの思考と合わせて表現する力へとつなげていきます。そのためには、グループワークによる情報交換や、要約練習を通してより端的に表現することを重ね、互いに研鑽できる機会を与えていきます。

自己表現・解答を支える記述力

 他者との対話の中で、能動的に自己表現をするためにも日々の練習は欠かせません。表現力を養う機会として、授業や定期試験における記述練習をはじめとし、日大文芸コンクール参加、外部業者による小論文講座及び添削指導の機会を設けています。
 このように、本校は3年間の国語の授業を通して、情報を収集するだけではなく、それをもとに自ら思考し、表現する力を育てることを目標としています。社会人として必要とされる能力の土台は、高校時代に完成されます。主体性をもって他者とコミュニケーションをとることができることを目指しています。

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